鳥取県米子市の公園で飼育しているサルの数を減らすよう市議会で発言する見返りに現金100万円を受け取ったとして、米子市議会議員が逮捕された事件。 米子市議会は27日に臨時会を開き、この議員への辞職勧告決議案と議員報酬の支給を停止する条例案を可決しました。 米子市議会に家宅捜索が入る事態となった今回の事件。 受託収賄の疑いで逮捕・送検されたのは、米子市議会議員の稲田淸容疑者(56)です。 稲田容疑者は市議会議長だったおととし6月ごろ、湊山公園のサルの管理に関して、指定管理業務を請け負う事業体の当時代表だった市内の男性から市議会でサルの数を削減する発言をするよう依頼され、米子市内の駐車場で現金100万円を受け取った疑いが持たれています。 そして27日、市議会で動きが… 八原真由キャスター 「米子市のサルの管理をめぐって起きた受託収賄事件。きょうこの事件を受け、臨時会が開かれました。」 臨時市議会にまず提案されたのは、「米子市議会の議員が長期欠席をした場合等における議員報酬及び期末手当の特例に関する条例」案です。 稲田容疑者は現在勾留中ですが、今も議員としての報酬が発生しています。 この条例には、議員が長期欠席をした場合、欠席期間に応じ議員報酬を減額して支給することや、議員が逮捕・勾留されるなどした場合議員報酬の支給を停止することなどが盛り込まれています。 条例は全会一致で可決されました。 そして… 「議案第60号、稲田淸議員に対する辞職勧告決議についてが提出されました。」 稲田市議の辞職勧告決議案が提出され、討論が行われました。 稲田容疑者が議長を務めた間、副議長として近くで働いてきた門脇一男議員は、「稲田容疑者とは近しく親しい仲であるためいたたまれない思い」としながらも、賛成の意見を述べました。 「現職の議員が刑事事件の容疑者として逮捕、勾留され、議員としての職務を全うできない事態になったことは、極めて重い事実であります。」