【04月29日 KOREA WAVE】韓国釜山市金井区のセジョンタワー近くで27日午前8時5分ごろ、街頭遊説していた改革新党のチョン・イハン釜山市長候補(38)が、通りかかった車の運転手にコーヒーを浴びせられて転倒し、近くの病院に緊急搬送された。 目撃者とチョン・イハン候補陣営によると、当時、チョン・イハン候補は出勤途中の市民にあいさつし、支持を訴えていた。そこへ白い車両が候補の近くに接近し、運転手が車内で飲んでいた飲み物をチョン・イハン候補の顔に向けて突然浴びせた。 チョン・イハン候補は突然の事態で顔や服がぬれ、バランスを崩して後ろに大きく倒れた。随行員が車を止めようとしたが、運転手はそのまま現場を離れたという。チョン・イハン候補側のキム・チョンホ秘書室長は事件直後、112(日本の110番)に通報した。衝撃で倒れたチョン・イハン候補は、釜山鎮区のオン病院救急医療センターに運ばれた。 医療チームによると、チョン・イハン候補は現在、精神的なショックが大きく、経過観察のため入院治療を受けている。病院側は脳出血の可能性などを考慮し、精密検査を進めているという。 調査の結果、運転手が浴びせた液体はコーヒーだったことが確認された。特に運転手は投げつける直前、チョン・イハン候補に向かって「若造が何の市長出馬だ」と、青年政治家を見下す暴言を吐いたとされる。 釜山警察は現場周辺の防犯カメラや車のドライブレコーダー映像などを確保し、逃走車両の行方を追跡し、同日午後、公職選挙法違反の疑いで30代の男を緊急逮捕した。 改革新党のチョン・イハン候補選挙対策委員会は直ちに声明を出し、「今回の事件は民主主義に対する重大な挑戦だ」とし、「警察は速やかに加害者を検挙し、厳正に処罰すべきだ」と求めた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News