【AFP=時事】スリランカ当局は9日、未成年の少女への性的虐待容疑で高位の仏僧を逮捕したと発表した。 パレガマ・ヘーマラタナ容疑者(71)は、2022年11月の少女(11)への虐待容疑で捜査が進む中、治療を受けていたコロンボの私立病院で逮捕された。 犯行は、コロンボから約200キロ北にあるアヌラーダプラの高名な寺院で起きたとされており、ヘーマラタナ容疑者はその寺院の住職を務めている。 当局はまた、被害者の母親がヘーマラタナ容疑者の虐待をほう助したとして逮捕されたと付け加えた。ヘーマラタナ容疑者は近く裁判所に出廷予定となっている。 逮捕の前日には、アヌラーダプラの地元裁判所がヘーマラタナ容疑者に外国への渡航禁止処分を科していた。 スリランカでは僧侶による児童虐待事件がこれまでにも複数発生しているが、今回の事件は、こうした犯罪で訴追された中で最も高位の仏僧による犯行となっている。 ヘーマラタナ容疑者は、2500年以上前にブッダ(仏陀)が悟りを開いた際に座っていたインドの菩提(ぼだい)樹の苗木から育てられたと信じられている木の管理を行っている。 また、アヌラーダプラの仏教巡礼路にある八大聖地の管主を務めている。【翻訳編集】 AFPBB News