福島県郡山市の磐越自動車道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部員らを乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し、1人が死亡するなどした事故で、金子恭之・国土交通相は12日の閣議後記者会見で「このような悲惨な事故が二度と起きないように、部活動をはじめとした学校教育活動における移動時の安全確保について、どのような対策が効果的なのか、文部科学省とともに検討したい」と述べた。 事故を起こしたマイクロバスは、白ナンバーのレンタカーだったことが判明している。道路運送法違反の「白バス」行為に当たるか否かについて、金子氏は「運行形態や契約関係などを確認中であり、事実関係を踏まえて判断する」とした。 また、北陸信越運輸局が北越高校から、バス運行会社「蒲原鉄道」(新潟県五泉市)との契約関係の資料の提供などを受けたことを明らかにし、「内容を精査しているところであり、コメントは差し替える」と話した。 福島県警は、蒲原鉄道が若山哲夫容疑者(68)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕=に現金を渡した可能性も視野に捜査を進めており、実費を超える報酬とみなされれば、道路運送法違反の「白バス」行為に当たる恐れがある。同法は路線バスや観光バスなどの「緑ナンバー」ではなく、「白ナンバー」の自家用車が有償で人を運ぶ行為を禁じている。【木村敦彦】