磐越道バス事故 新証言と“車内映像” 生徒が発えん筒・運転手は車内に 白バス疑いも捜査 福島

磐越自動車道で21人が死傷したバス事故のニュースからお伝えします。事故を起こす前や事故後のバスの中の様子が、徐々に明らかになってきています。 今月6日、郡山市の磐越道で、部活動の遠征に向かう高校生を乗せたマイクロバスがガードレールなどに衝突。新潟県・北越高校ソフトテニス部の稲垣尋斗さん(17)が亡くなり、生徒など20人がけがをしました。 この事故で福島県警は、運転していた新潟県の無職・若山哲夫容疑者(68)を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、事故前に身の危険を感じた生徒がバスの走行の様子を撮影し、「死ぬかも」といった趣旨のメッセージを保護者に送っていたということです。 また事故のあと、若山容疑者は警察到着まで車内にいたとみられ、生徒たちだけで発えん筒の設置や負傷者の手当てにあたったということです。警察は動画などを確認し、当時の状況の裏付け捜査を進めています。 一方、高校の会見で明らかになった現金3万3千円入りの封筒については、表書きに「手当」「高速はカードにて」「ガソリン」とあり、若山容疑者のカバンに入っていたとみられ、バス会社「蒲原鉄道」の担当者から渡された可能性があるとしています。警察は、いわゆる「白バス」行為に当たるかも含め、道路運送法違反の疑いを視野に慎重に捜査しています。 この事故を受け、松本文部科学大臣は、関係局長級を集めた会議を開き、学校の校外活動における安全管理について一体的な対策の検討を指示する考えを表明。「生徒の安全確保を図った上で部活動が適切に実施されるよう、活動の安全確保に向けた配慮について周知に努める」と述べました。新潟県を通じた北越高校への事実確認を進めつつ、全国の学校にも校外活動の安全確保に向けた配慮を周知したいとしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする