福島県郡山市の磐越道で北越高校(新潟市)の生徒が死亡したマイクロバスの事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で福島県警に逮捕された若山哲夫容疑者(68)=新潟県胎内市=が、4月から1カ月ほどの間に少なくとも5件の物損事故を起こしていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。県警は正常にバスを運転できる状態にあったのかも含めて捜査している。 また、捜査関係者によると、若山容疑者は2022年4月から3年間、胎内市の会計年度任用職員としてマイクロバスの送迎業務などに携わっていたが、退職した25年4月以降はバスの運転機会はほぼなかったとみられるという。 6日の事故では、バスに乗っていた稲垣尋斗(ひろと)さん(17)が亡くなり、生徒5人が重傷を負った。バスは道路脇の緩衝材「クッションドラム」にぶつかり、車体にガードレールが突き刺さった後も止まらずに20~30メートル走行していたことが明らかになっている。