長野県警は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の指示役の男を含む8人を、一般住宅での盗みの疑いなどで逮捕したと発表しました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、沖縄県宮古島市の農作業員の片岡大晟容疑者(28)、松本市の無職の男(23)、住居不定無職の男(33)、大阪市の無職の男(28)、犯行当時19歳だった大阪府堺市の男(20)の5人です。 5人は2024年12月に長野県安曇野市の住宅の窓ガラスを割って室内に侵入し、書類の入った金庫1基を盗んだ疑いが持たれています。 県警によりますと、5人は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」とみられています。SNSなどを使って集まったとみられ、片岡容疑者が犯行の指示役であるとともに、実行犯を集めるいわゆる「リクルーター」だったとみられています。 また、5人のうち松本市の23歳の男は、自身がリクルーターとして実行犯を集め、2024年11月に大町市、安曇野市、塩尻市の3か所の金融機関に窓ガラスを割って侵入するなどした疑いでも逮捕されました。 この事件では、他に住所不定の男(33)や愛知県一宮市の建設作業員の男(28)、犯行当時19歳だった京都市の男(20)、同じく京都市のアルバイト従業員の男(20)も建造物侵入などの疑いで逮捕されています。 3つの金融機関から盗まれたものはありませんでした。 県警は、片岡容疑者が金融機関の事件についても指示役だった可能性もあるとみて詳しく調べています。逮捕された8人の認否については明らかにしていません。 長野県警は今年度、トクリュウ対策を担う部署を新設するなど、取り締まりの強化を進めています。