福島県郡山市の磐越道バス事故で、警察は運転手の供述を超えるスピードが出ていたとみて、車両の詳しい検証を始めた。 マイクロバスに付けられていたブルーシートが剥がされた。前方部分ガードレールが突き刺さっているのが分かる。 5月14日午前7時半すぎ、警察は事故を起こしたマイクロバスを自動車の整備などを行う郡山市の会社に移動させ、車両の検証を開始した。 21人が死傷した磐越道のバス事故。逮捕された運転手の若山哲夫容疑者(68)は、これまで警察の調べに対し「速度の見極めが甘かった」「時速90から100キロは出ていた」などと供述している。 警察は車両やガードレールの損傷から、事故当時の速度などを詳しく調べる方針で、捜査関係者によると、供述よりも速いスピードが出ていたとみて捜査が進められている。 乗車していた生徒からは「事故の前にもトンネル内で車体をこすっていた」などの証言もあり、警察は事故当時の状況や若山容疑者の供述の裏付け捜査を進めている。