酒田市の夜を不安に陥れた放火犯と思われる男(23)が14日、逮捕されました。 建造物侵入と非現住建造物等放火の疑いで逮捕・送検されたのは山形県酒田市東泉町二丁目の無職の男(23)です。 警察によりますと、男は4月6日午後9時ごろ、酒田市東泉町二丁目の89歳の男性の家の物置小屋に侵入し、火をつけた疑いがもたれています。 男はこのころ酒田市で連続して発生した、放火とみられる複数の不審火に関わった可能性があり、調べが進められています。 改めて、酒田市の不審火について振り返ります。 ■不審火が5件相次いだ 警察などによりますとはじめの火災は3月29日でした。酒田市東泉町三丁目の住宅敷地内で軽乗用車が焼けました。 カギをかけずに停めてあった車の中で火が付き、助手席部分が焼けたということです。 不審な火災はその翌日も発生しました。駅東一丁目の物置小屋。東泉町二丁目の車庫。2件連続の発生でした。 ■その後も続く火災 その後も火災は続きます。 4月2日、東泉町二丁目の車庫兼物置小屋でダンボールなどが焼けました。 そして4月6日、東泉町二丁目の物置小屋で火災が発生。物置小屋にあった棚や天井の一部が焼けました。 火災があった場所を地図で見ると、それぞれの距離が近いことがわかります。 ■窃盗事件の被疑者として逮捕 その後放火事件で逮捕 警察は4月11日、男を別の窃盗事件の被疑者として逮捕していましたが、その捜査を進める中で放火事件にも関わった疑いが強まり、今回の逮捕となりました。 男は容疑を認めています。男の身柄はきのう、山形地方検察庁に移されました。 男が窃盗事件の被疑者として逮捕されて以降、近くで不審火は確認されていません。今回の逮捕は、酒田市で3月末から4月上旬にかけて発生した5件の不審火のうち1件ですが、男は複数の火災にかかわった可能性があり、調べが進められています。