李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日、イスラエルによる国際救援船のだ捕を受け、国際刑事裁判所(ICC)によって発行されたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対する逮捕状の執行の是非を含む対応策を検討するよう指示した。 李大統領は「イスラエルがガザ地区でボランティアをするという韓国人の乗った船舶をだ捕したり、沈没させたりしているという記事を見た」として、「(韓国人などを逮捕した)法的根拠は何か。イスラエルの領海か」と問うた。それに対してウィ・ソンラク国家安保室長は「イスラエルの領海ではないが、ガザ地区全体をイスラエルが統制している」と述べた。 これを聞いて李大統領は「(そこは)イスラエルの土地なのか。交戦すれば第三国の船舶をだ捕したり捕まえたりしてもよいのか」として、「わが国民を国際法的に正当でない理由で捕らえたのはひどすぎるし、非人道的」だと述べた。李大統領は続けて「今、ICCがネタニヤフ首相に逮捕状を発布していますよね? 欧州の一部の国は逮捕状を発行し、自国内に入国したらネタニヤフ首相を逮捕すると発表している」として、「韓国も(逮捕状執行の是非を)判断してみよう」と述べた。 ICCは2024年11月、ガザ地区での戦争の過程でネタニヤフ首相に戦争犯罪および反人道犯罪の疑いに対する責任があると判断し、逮捕状を発行した。これを受けてスペインなどの一部の国は、自国に入国した場合は令状を執行しうると表明している。 「パレスチナ解放のための航海韓国本部」はこの日、所属する韓国人活動家ヘチョさん(キム・アヒョン、28)と韓国系米国人のスンジュンさん(ジョナサン・スンジュン・リ、26)の乗る「リナ・ナブルシ」号が午前2時50分(韓国時間)ごろ、ガザ地区から118海里(218.5キロ)離れた地中海の公海上でイスラエル軍にだ捕されたと発表した。外交部は領事の支援を提供する予定だ。 ソ・ヨンジ、シム・ウサム記者 (お問い合わせ [email protected] )