心理学者で明星大の藤井靖教授が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、栃木県上三川町で14日に起きた強盗殺人事件で、事件当日の犯行グループの動きについて見解を示した。 同町の住宅に押し入り、住人の富山英子さん(69)を殺害するなどした疑いで、県警下野署捜査本部は、神奈川県相模原市、川崎市の16歳少年4人と、犯行の指示役とみられる横浜市港北区の無職竹前海斗容疑者(28)と、妻の無職美結容疑者(25)を逮捕した。 犯行当日、高速道路のサービスエリアで、6人全員が初めて顔を合わせた。少年の一部は、犯行に使った刃物やバールなどの凶器や、目出し帽なども夫婦から渡されたと供述している。6人は人目をはばからず、犯行を準備していた可能性がある。 こうした犯行の心理状況について、藤井氏は「とにかく目的を果たさなきゃいけないということが前提のため、サービスエリアであろうと防犯カメラ、人の目を気にしなくなる」と分析。「指示役からすれば、少年らに対する脅しやプレッシャーがちゃんと伝わっているかという疑念や心配があったのでは」とも指摘した。 夫婦のさらに上位に指示役がいる可能性もあり、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)とみて捜査を続ける。藤井氏は「結局、組織の犯罪だとすれば、自分たちも脅されるわけですよね。成功しなければただじゃ済まないぞとか、家族に危害が及ぶぞとか、言われているわけですよね」と推測。「成功するか、失敗するかしかないので、とにかく成功するためには、これをやるという発想になると、人目とか、人が集まるところというのは気にならないということですかね」とも述べた。