学歴や社会的地位がある人はストーカーにならない?世間を震撼させるストーカー被害をめぐる誤解

先日、池袋の商業施設で、女性店員が勤務中に元交際相手である男性に殺害され、加害者もその場で自殺するという凄惨な事件が起きました。被害者は以前から加害者による付きまといの被害に遭い、警察にも相談。加害者は過去に逮捕されていましたが、略式起訴ののち保釈されていました※。 ※参考記事:読売新聞オンライン、「ポケモンセンター殺害、女性店員に十数か所の刺し傷…死亡の男は昨年ストーカー容疑で逮捕も受診拒否」 日本では、過去に何度もこうしたストーカー殺人事件が起きています。被害者が自身で様々な策を講じ、警察に相談しても、結局最悪の事態を迎えてしまう……ということの繰り返しで、一体あと何人亡くなれば社会は変わるのだろう? と感じる人も多いのではないかと思います。 今回の事件は世間を震撼させ、様々な議論が起きました。 例えば、被害者と加害者の関係性が報道される前は、被害者の勤務先の店員たちの、親しみやすい普段の接客態度を指して、それが事件の原因なのではないか、客を勘違いさせるのではないか、といった投稿がSNSで見られました。まるで、丁寧で親しみやすい接客が客をそそのかし、ストーカー行為を誘発するとでもいうようなその内容を見て、レイプされる方に原因があるとするレイプ神話※を思い出しました。 ※参考記事:mi-mollet、「性犯罪の原因は性欲が抑えられないから? 刺激した被害者が悪いという勘違い」

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