有村架純主演「マジカル・シークレット・ツアー」、税関と映画史上初のコラボ! 税関シーンのこだわりを明かす

有村架純が主演した映画「マジカル・シークレット・ツアー」(6月19日公開)が、税関とのコラボを発表した。5月25日に東京・羽田空港でコラボ発表会が行われ、有村、監督・脚本の天野千尋が出席し、コラボレーションの詳細発表とキャンペーンポスターの除幕式を行った。 本作は、主婦たちが“金の密輸”で逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナル作品。夫の横領と解雇を知り、突然借金を背負った二児の母・和歌子(有村)、奨学金の返済に追われる借金600万円の研究員・清恵(黒木)、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由(南)。犯罪とは無縁そうに見える3人が偶然出会い、“金の密輸”の闇バイトを通して、絆を深めていく姿を描く。共演に塩野瑛久、青木柚、斎藤工ら。監督は「ミセス・ノイズィ」「佐藤さんと佐藤さん」の天野千尋。 今回のコラボレーションは、実際に起こった金密輸事件に着想を得た本作と、金の密輸対策を強化している税関が、金の密輸が犯罪であることを広く国民に知ってもらうため、史上初の試みとして実現。映画劇中では税関検査時のやり取りが緊迫した重要シーンとして描かれることもあり、密輸阻止の最前線である羽田空港にてコラボ発表会が行われ、金の密輸に手を染める主人公・和歌子を演じた有村と、綿密なリサーチをもとに本作を撮り上げた天野監督が、東京税関・羽田税関支署長の石川陽一氏と税関イメージキャラクターのカスタム君とともに参加した。 本作を鑑賞済みの石川支署長は、「中でも税関検査シーンは税関支署長の私から見てもリアルかつ非常に臨場感溢れるシーンになっております」と本作に太鼓判を押した。一方、作品とリンクする空港内の税関エリアでのイベントに有村は、「普段から羽田空港を利用させていただく中で、まさかこのような場所で自分が出演した映画のイベントをさせていただける日が来るとは…。驚きと御協力してくださった関係者の方々への感謝でいっぱいです。税関エリアでPRイベントをしたことが広まれば嬉しいです」と嬉しそうに語った。また、天野監督も税関の全面協力に感謝を述べつつ、「税関での取材の成果を反映した映画になった」と手応えを語った。 本作について有村は、「“金の密輸”という言葉のイメージよりも、すごく観やすい作品になっていると思います。再起をかけて金の密輸という犯罪に手を染めてしまった3人の女性が一生懸命になればなるほど滑稽だったり、何故か笑えたりして。ハラハラできるエンターテインメント作品が仕上がった」とその完成度を自負した。また、中部国際空港で2017年に実施に起きた事件をアイデアの基にした天野監督は、「金の密輸という言葉にあるダークさと主婦グループという言葉にある平和そうな響きのギャップに興味を持った」と、本作制作のきっかけを明かし、密輸手口や取り調べの様子などを羽田税関で事細かに取材できたことが、リアルな作風を作り込めた大きな要因になったと明かした。 有村は、税関エリアを忠実に再現したセットでの撮影を振り返り、「税関の場面は本作において要になるシーン。税関のシーンは何度かあるので、ここのシーンはこれくらいの緊張感でとか、慣れた感じでとか、天野監督と微調整を重ねながら撮影しました。スケジュールの兼ね合いで税関シーンが少なくなりそうになった時もありましたが、それをカットしてしまうと物語において物足りない部分が絶対に出てくると思ったので、そこは天野監督と相談させていただいてきちんと撮りきる事が出来ました」と、そのこだわりを語った。これを受け天野監督も、「凄く大掛かりなセットを作ったことでスケジュール的にも大変でしたが、みんなで一致団結して一生懸命撮りました」と振り返った。 発表会では、史上初となる税関と映画作品のタイアップを記念したキャンペーンポスターも初御披露目された。ポスターは、有村、黒木華、南沙良が金塊を笑顔で齧る姿が映った本作のメインビジュアルの横に、「人生を変える」という本作のキャッチコピーに合わせるかのように「人生を壊す、金の密輸」というコピーがあしらわれたもの。 キャンペーンポスターは、全国9税関の管内空港などに順次設置されるが、実物を見た有村は「初めて、というのがありがたい!」と史上初のコラボを喜びつつ、「結構パンチの効いたキャッチコピーですね。でもインパクトは大事ですから。税関を通る方々には、このポスターをしっかりと目に焼き付けていただきたいです」と映画周知と密輸阻止に期待を寄せた。天野監督も「衝撃的なキャッチコピー」と驚きつつ「生活に困ってままならなくなった人たちの辿り着く先が犯罪であるのは良くない。そうならない社会を作っていくのが大事。確かに密輸は人生を壊します」と納得していた。 最後に天野監督は「今日のイベントをきっかけに、映画について知っていただくと同時に犯罪抑止にも繋がったら嬉しい」とアピール。有村は「税関と映画作品のコラボは初めてということで、より多くの方々に興味を持っていただけたら嬉しいです。なかなかパンチのあるキャンペーンポスターになっていますが、この3人の女性たちがどうして笑顔なのか? その笑顔の裏には何があるのか? その奥を見つめてくださると嬉しいです」と呼び掛けイベントを締めくくった。

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