兵庫・たつの母娘殺害事件 手配の容疑者、所持金500円 高砂市内での職務質問時 逃げ切れるか?

兵庫県たつの市新宮町の住宅で母親(74)と次女(52)が殺害された事件で、2人の遺体が発見される3日前、殺害に関与したとされる男が職務質問を受けた際、所持金が500円あまりだったことが捜査関係者への取材でわかった。 兵庫県警・たつの署捜査本部は5月24日、殺人容疑で逮捕状を取った無職・大山賢二容疑者(42)を全国に指名手配した。 容疑者は約10年前までこの住宅の隣家に居住していた。現在、この家は空き家となっている。 大山容疑者は5月16日深夜、同県高砂市内の住宅前で寝ているところを110番通報され、駆けつけた警察官に職務質問された。 その際、警察官に「人を殺した」「たつの」「殺人」といった言葉と告げたが、信ぴょう性に欠ける内容で、凶器とみられるものや不審物を所持していなかったという。 捜査関係者によると、大山容疑者の所持金が約500円で、身分を証明できるものや、スマートフォンなどの通信手段を持っておらず、たつの市内の容疑者の実家付近まで送り届けられたという。 ある捜査関係者は、「少額の持ち金で、日々をどうしのいでいるのか。逃亡するまでの金額ではない」と首をかしげる。 2人の遺体が発見されたのは、その3日後の5月19日午前だった。 兵庫県警は大山容疑者を指名手配した際、顔写真や防犯カメラがとらえた画像を公開したが、容疑者の衣服には血痕が付いた様子はなく、犯行後、衣服を着替えて逃走した可能性が高いとみられる。 防犯カメラの画像は5月17日。2人が殺害されたとされる5月13日から4日後、遺体発見の2日前だった。 大山容疑者の身長は約160センチのやせ型。頭髪は帽子をかぶっているため不明だが、黒髪とみられる。

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