資金洗浄疑いで逮捕の市議ら6人が容疑を否認 警察"金の流れを複雑にして捜査難航を狙ったか" 【熊本・八代“巨額”汚職事件】

八代市の新庁舎建設をめぐる汚職事件で、受け取った賄賂を口座に入れ隠そうとした疑いで逮捕された6人は、全員が容疑を否認していることが新たに分かりました。 ■事件概要を改めて―― この事件は、八代市の新庁舎建設をめぐり、東京の準大手ゼネコン「前田建設工業」から6000万円の賄賂を受け取ったとして、熊本地検が八代市議会議員の成松由紀夫被告(54)をあっせん収賄の罪で起訴しています。 さらに、そのうちの約2000万円を東京都にあるウェブ制作会社の口座に入金して隠す、いわゆる「マネーロンダリング」をしたとして、成松市議やこの会社の代表を務める渡邊裕人容疑者(49)ら6人が、組織犯罪処罰法違反の疑いで警察に逮捕されました。 ■新たに分かったこと 成松市議の弁護人らによりますと、6人はいずれも「やっていない」などと容疑を否認しています。 これまでの取材で、逮捕された6人のうち、住所・職業ともに不詳の伊藤卓也容疑者(51)と渡邊容疑者が、ウェブ制作会社の口座に入金し、そこからさらに複数の口座に送金されたと見られることが分かっています。 ■さらに、新たに分かったこと 捜査関係者によりますと、各口座への送金額は、大半が100万円から300万円で、そのうちの一つは伊藤容疑者と渡邊容疑者が関わる合同会社の口座が含まれていたことが新たに分かりました。 警察は、6人が金の流れをより複雑にして、捜査を難しくさせようとした可能性があるとみて、金の流れを詳しく調べています。

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