北陸道2人死亡の事故、大型トラック運転手(56)から基準値大幅超のアルコール検出も…「酒には酔ってなかった」と供述、一部否認 富山・魚津市

北陸自動車道で男性2人が大型トラックにはねられ死亡した事故で、逮捕された運転手の男から基準値を大幅に超えるアルコールが検出されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。男は酒を飲んで運転したことも認めていて、警察が飲酒した量や2人をはねた際の車の速度を調べています。 過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは福島県の運送会社『斎藤運輸』の社員、根本宏一容疑者(56)です。 根本容疑者は6月5日午後、魚津市の北陸自動車道下り線で、酒を飲んだ状態で大型トラックを運転。道路上で交通規制の解除作業をしていた長森清さん(57)と土肥純樹さん(36)をはねて、死亡させた疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、根本容疑者は酒を飲んだことは認めていて警察の飲酒検知で基準値を大幅に超えるアルコール分が検出されたということです。一方、警察の調べに対し「事故は起こしたが酒には酔っていなかった」と容疑を一部否認しています。 ■追い越し車線から2人がいた走行車線に進入か また、警察が押収したドライブレコーダーの映像などから根本容疑者が運転するトラックは現場手前でいったん追い越し車線に移った後、長森さんと土肥さんがいた走行車線に進入したとみられることが新たに分かりました。 警察は事故翌日の6日、根本容疑者の勤務先である「斎藤運輸」を家宅捜索。根本容疑者の勤務状況や健康状態に関する資料を押収し会社の労働管理体制などを調べています。 10日、斎藤運輸に当時の勤務状況などを取材したところ、会社側は「社長や担当者が不在で分からない」としました。 警察は根本容疑者が飲酒した量や2人をはねた際の車の速度などを調べています。

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