借金担保…漁船1隻(時価500万円)を盗んだ疑い 元市議会議員の男逮捕「自分のもの取り返しただけ」容疑一部否認

長崎県対馬市で漁船1隻を盗んだとして、元市議会議員の男が逮捕されました。 ■時価500万円…19トンの漁船を無断で移動か 逮捕されたのは、長崎県対馬市美津島町の元市議会議員で水産会社を経営する男(77)です。 男は今月4日午後6時ごろから5日午後6時ごろまでの間、対馬市美津島町の入り江に係留していた漁船1隻(19トン・時価500万円相当)を、何らかの方法で移動させ盗んだ疑いが持たれています。 ■漁船は借金600万円の「担保」だった 警察によりますと、漁船は以前男が所有していたものでした。男は会社の経営状態が悪化したため、去年12月から今年1月にかけて、知人男性にこの漁船を担保に600万円を借り、その際「今年3月末までに返金できなかったら船を譲渡する」旨の公的文書を取り交わしていたということです。 期限が過ぎても返金されず、さらに男が話し合いに応じなかったことから、知人男性は警察に相談するとともに、男の親族の了承を得て船を引き取り、別の場所にハンドルをロックするなど動かないようにして係留していたということです。 その後船が無くなっていることに気づき警察に通報。船は、知人が引き取る前に係留されていた場所で見つかり、警察は11日男を窃盗の疑いで逮捕しました。 ■「自分のものを取り返しただけ」 警察の調べに対し、男は船を移動させたことは認めているものの「自分のものを取り返しただけ」などと話し、容疑を一部否認しています。 警察は船を移動させた手段なども含め、捜査を進めています。

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