香取慎吾がWOWOW連ドラ初主演で東野圭吾“最大の衝撃作”に挑む『虚ろな十字架』9月放送・配信

連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』が9月6日(日)午後10時よりWOWOWで放送・配信され、香取慎吾が主演を務めることが決定した。 原作は、国民的作家・東野圭吾が2014年に世に送り出し、これまでに発行部数約76万部を誇るベストセラー小説『虚ろな十字架』(光文社文庫刊)。「少年法」の矛盾に鋭く切り込んだ『さまよう刃』から10年の時を経て、東野が「死刑制度」という普遍的な社会テーマに正面から向き合った社会派サスペンスで、映像化が難しいとされる巧妙な仕掛けもあり東野作品の中でこれまで実写化が叶わなかった一作でもある。そんな本作の初の映像化に、東野とは2004年のドラマW『宿命』から始まり、本作で記念すべき10作目のタッグとなるWOWOWが挑む。 主演を務めるのは、WOWOW連続ドラマに初主演、そして東野圭吾作品も初主演となる香取慎吾。デビュー以来、アイドル、俳優、アーティストというさまざまな顔で人々を魅了し続けてきた国民的エンターテイナーで、近年も映画『凪待ち』(2019年)や『犬も食わねどチャーリーは笑う』(2022年)、ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ)など話題作に出演し、俳優として高い評価を得てきた。 香取が演じる主人公・中原道正〈なかはら・みちまさ〉は、元広告代理店勤務で、現在は伯父から引き継いだペットの葬儀店を営む男。11年前に起こった人生を揺るがす“ある事件”を機に妻と離婚し、いまだ過去の悲しみと向き合えないまま、孤独と虚しさを抱えて日々を過ごしている。そんな中原のもとへある日、かつての事件で捜査を担当した刑事が現れ、別れた元妻が路上で何者かに殺されたと告げる。犯人はすぐに逮捕されるものの証言には不可解な点が多く、元妻の死の真相を追って彼女の足跡をたどるうちに、中原は11年前の事件から遠くさかのぼった“もう一つの犯罪”へとたどり着いていく。 香取と初タッグで本作の監督を務めるのは、映画『64-ロクヨン-』(2016年)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『ヘヴンズ ストーリー』でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞に輝いた日本映画界の名匠・瀬々敬久。『とんび』『ラーゲリより愛をこめて』などの超大作を次々と手掛け、年末には『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』、2027年には『存在のすべてを』の公開も控えるなど、精力的に活動を続けている。 また、主人公・中原と対をなす本作のキーパーソン・仁科史也〈にしな・ふみや〉を演じるのは赤楚衛二。連続テレビ小説『舞い上がれ!』(2022年・NHK)で国民的人気を獲得し、ラブコメディから社会派ドラマまでさまざまなジャンルで主演を務めてきた実力派で、2022年の主演作『ヒル Season1』ぶりのWOWOW連続ドラマ出演で香取と初共演を果たす。 赤楚演じる史也は、慶明大学病院で小児科を請け負う、仕事熱心で患者からの信頼も厚い医師。家庭では妻と息子を愛する家族思いの夫だが、ある日、義理の父が金目当てで通りすがりの女性を殺したとの知らせが入り、一転して加害者家族となる。周囲からの誹謗中傷を受けながらも妻をかばい、加害者家族を代表して被害者遺族の中原たちに謝罪したいと申し出る史也は、事件と距離を置ける立場にありながら、なぜあえて矢面に立とうとするのか。何かを隠しているこの男は、中原とは全く逆の立場から“本当の意味の償いとは何か”という本作のテーマを体現していく。 さらに、本作の世界観を感じさせる超特報映像も初解禁。鬱蒼とした森の中で何かを探す捜査員たち、そして思いつめた様子の2つの人影が映し出される。この森で何が起こったのか、その出来事が中原と史也にどう関わるのかは、近日解禁となる続報で明かされていく。 主演・香取慎吾、原作・東野圭吾、監督・瀬々敬久という、日本のエンターテインメント界を第一線でけん引してきた布陣が、“最愛の家族を殺されたとき、犯人に何を望むのか”、“罪は償うことができるのか”という答えのない問いに真っ向から挑む本作。香取と赤楚が初共演を果たす連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』は、全4話で放送・配信される。 ◾️主演・香取慎吾(中原道正役)コメント ・本作のオファーを受けた際の感想 日々、求めてくれる人がいるから自分の仕事があると思っているので、今回も誰かが求めてくれて、この役と巡り合えて、初めての方々とお仕事ができることをうれしく思っています。僕にはどちらかというと“明るく笑顔あふれる香取慎吾”というイメージがあると思うし、そういう作品と巡り合うことの方が多かったのですが、今回のように最初から“重い空気”を感じる場所に呼んでもらえたこと、東野さん、瀬々さんというタッグの中に自分が入れることも、すごくうれしいです。 ・中原道正という人物を演じた感想 苦悩から立ち直り、光を目指していくという役は演じてきた経験がありますが、家族を殺された過去から立ち直れず、“光をそう簡単に見ることができない”中原という役に、演じる側として魅力を感じます。簡単につかめない光を、つかもうとしているのか、していないのか……変わるきっかけとなるスイッチさえも見えず、“変われない”というところがすごく現実的で、リアルだなと。迷いながらも生活はしているし、変われないながらも生きていかなければならない。この中原という役、作品と出会い、知らなかった世界を知ったことで、撮影の合間に何気なく見るニュースも感じ方が変わってきて、生きる感覚が以前とは違っているように感じます。 ・作品のテーマについて、脚本を読んだ感想 パッと事件のニュースを見た時、犯人に是が非でも極刑を望むような感覚を持つこともありますが、この作品の撮影が進んで、実際にちょっと深いところまで中原という役を演じていると、中原の感情の方が僕に近いかもしれないと思います。自分の苦悩を押し殺して内に秘めたまま、生きなければいけないから生きているというか。やっぱり人それぞれ苦しみや辛さがある中でも、生きなければいけないんだと、脚本を読んで思いました。 ・赤楚衛二や瀬々監督の印象や撮影エピソード 赤楚さんは、高身長ですてきですよね。クールな面もあるけど、合間に見せてくれる笑顔がすごくキュートです。初対面から2人が向き合う緊張感のあるシーンを撮りましたが、常に自分の役に向き合っているようなまっすぐな姿勢を感じて、すてきな俳優さんだなと思いました。今後どんどんそういうシーンが増えていくと思うので、撮影が楽しみです。瀬々さんは本当に「こだわりぬく監督」という印象です。まっすぐにこの作品の隅から隅までを見て、感情だけでなく、画として美しいかそうでないかというのを全て見ていらっしゃるなと思います。 ・作品を楽しみにしている人へのメッセージ もちろん重い内容の作品ではありますが、自分でも脚本を1話から読み進めていく中で、演じている中で、先々の展開に心を動かされるところがたくさんありました。あくまでエンターテインメント作品としてもぜひご覧いただきたいです。ドラマとして楽しんでもらいながら、皆さんそれぞれの心に触れる場所を感じてほしいなと思います。 ◾️赤楚衛二(仁科史也役)コメント ・本作のオファーを受けた時の感想 東野先生の作品は学生時代に読ませていただいておりましたし、映像化された作品もたくさん拝見し、いつか自分も出演させていただきたいと思っていたので、今回初めてご縁がありすごくうれしかったです。瀬々さんの作品もたくさん拝見していますし、子供のころからテレビで拝見している香取さんと初めてご一緒できることにもわくわくしました。 ・仁科史也という人物を演じた感想 史也はさまざまなことを抱えて生きていますが、今はまだ何も言えなくて。加害者家族としてあえて矢面に立つ史也を視聴者の方も疑問に思うと思いますし、見ていてすごく気になるキャラクターだと思います。だからこそ、史也がどういう過去を生きていたのか、どう過ごし、誰とどう出会い、どう今があるのかというところは、見ていただきたいポイントです。被害者家族と対面するシーンもあり、演じていて本当に心が苦しくなります。史也自身は何一つ救いを求めていませんが、どんどん深いところに潜り込んでいってしまうような印象を受け、演じながら「どこまで深いところに潜ってしまうのか」とすごく気になっています。 ・作品のテーマについて、脚本を読んだ感想 本当に難しいテーマだと思います。この作品には史也のような人もいれば、死刑を受け入れてしまって、自分の犯した罪としっかり向き合わない人たちも出てきます。僕がもし家族を奪われたら、犯人にも同じ目に遭ってほしいという気持ちより、自分が犯した罪と向き合ってほしいという気持ちの方が強いかもしれません。さまざまなニュースを見て、被害者家族の声明やインタビューを読みましたが、こればかりは本当に、ただ死刑にすればいいということでもない気がします。そういう答えのないことをずっと考えられるところが、本作の特徴だと思います。 ・香取慎吾や瀬々監督の印象や撮影エピソード 香取さんとは今日初めて2人でのシーンを撮りましたが、実はせりふ以外一言もお話はしていなくて。共演できたうれしさにいったん蓋をし、加害者家族と被害者遺族という体で居続けようという心構えで過ごしました。でも居心地は悪くありませんでした。物語後半の中原とのシーンが史也という役にとってのゴールになるようなシーンでもあるので、役を通して思い出を作り、史也としてさまざまなものを積み上げた上で対峙していきたいと思います。 瀬々さんは役者に対してすごく丁寧な方。「ちょっとここ印象的に!」とおっしゃる言葉が印象に残っています。監督が何を感じて、視聴者に何を見せようとしているのかがすごく楽しみで、頭の中をのぞきたくなるような方だなと思います。 ・作品を楽しみにしている人へのメッセージ 大切な人を亡くす悲しみから始まる加害者に対しての思いや、“死刑制度”“罪との向き合い方”というのは、本当に答えがないものだと思います。なので、その答えを探すというより、一緒にぐるぐると悩みながら見ていただけたらうれしいなと思います。 ◾️監督・瀬々敬久 コメント 死刑制度の存廃が議論され続けている現在、東野さんの原作は、犯人に死刑を願う犯罪被害者家族を主題にしています。“罪と罰”に関する問題は、いくら追及しても、どれほど考えても、なかなか真実に至ることが出来ません。自分自身も何度かの挑戦を映像作品で試みてみた正直な気持ちですが、再挑戦できる機会を与えてもらえました。『虚ろな十字架』、東野さんが名づけたタイトルのその先を見据えたような願いが込められた原作に、今回ドラマとして辿り着けたらと思っています。撮影は既に始まっていますが、主演の香取慎吾さんには、その場を一気に繊細に把握する力にいつも驚かされています。一方、赤楚衛二さんの爆発的な感情表現、お二人が互いにぶつかるシーンは、その場自体がサスペンスにあふれて非常に刺激的です。そして何より“罪と罰”という永遠の謎を、充実したミステリードラマとして届けられるようスタッフ・キャストと共に走り続けていきたいと思っています。 〈作品情報〉 連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』 2026年9月6日(日) 放送・配信スタート(全4話) 第1話無料放送【WOWOWプライム】第1話無料配信【WOWOWオンデマンド】 出演:香取慎吾 赤楚衛二 ほか 原作:東野圭吾『虚ろな十字架』(光文社文庫刊) 監督:瀬々敬久 脚本:杉原憲明 音楽:安川午朗 企画・プロデュース:松本太一 下田淳行 プロデューサー:熊谷悠 アソシエイトプロデューサー:樋浦悠真 制作プロダクション:ツインズジャパン 製作著作:WOWOW

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