虚偽の転入届を提出したとして、警視庁がアジア最大級の国際詐欺組織として米当局から制裁を受けているカンボジア拠点の複合企業プリンス・ホールディング・グループの幹部とみられる男(44)ら男女3人を、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕したことが22日、捜査関係者への取材で分かった。 同庁が日本での活動実態について捜査を進める。 捜査関係者によると、逮捕されたのはキプロス国籍の会社経営フー・シー(44)=住居不詳、中国籍の会社員リー・インホン(31)=東京都世田谷区=両容疑者ら。 逮捕容疑は4月、共謀して東京都中央区の区役所に、フー容疑者が区内に引っ越したとするうその住民異動届を提出し、受理させた疑い。 リー容疑者が窓口を訪れていた。フー容疑者は調べに対し、「日本の永住権を取るために住民票を東京に移した」とする一方、「代理人に任せていたので、よく分からない」と話しているという。