きのう(25日)夕方、大阪府河内長野市の交差点でスクールバスなど6台が衝突して少なくとも11人が重軽傷を負う事故があり、バスの67歳の運転手が現行犯逮捕されました。 報告・神谷果歩記者 「事故を起こしたスクールバスが警察署にとめられています。 フロント部分がかなりへこんでいます」 フロント部分が大きくへこんだスクールバス。運転していたのは67歳の男でした。 通行人の女性 「バスと乗用車とバイクが関係する事故です。多数の負傷者がいます」 事故が起きたのは、25日午後6時15分ごろ、大阪府河内長野市高向の交差点です。 報告・神谷果歩記者 「スクールバスは南向きに交差点に進入した際に、何らかの理由で対向車線の車と衝突したということです」 警察によりますと、スクールバスは交差点で右折レーンから反対車線にはみだし、右折待ちをしていた乗用車と衝突。そのはずみで後続の軽自動車やバイクなど合わせて6台が絡む多重事故となりました。 当時スクールバスには中高生ら15人が乗車。中高生やバイクを運転していた男性など少なくとも11人が重軽傷を負いましたが、全員、命に別条はないということです。 警察はバスを運転していた父川隆司容疑者(67)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 捜査関係者によりますと、アルコールは検出されていませんが、事故の状況からかなりの速度が出ていたとみられるということです。 父川隆司容疑者(67) 「事故を起こしたことは間違いない。なんでそうなったかは分からない」 父川容疑者は調べに対して、このような趣旨の供述をしているということです。 スクールバスなどを巡っては、先月(5月)、福島県の磐越自動車道で部活で遠征中の高校生を乗せたバスが、ガードレールに衝突し、男子生徒1人が死亡、20人が重軽傷を負いました。 また、名古屋市では、横断歩道を渡っていた2人がスイミングスクールのバスにひき逃げされ、死亡。 いずれも運転していたのは、60代後半から80代の「高齢者」でした。 今回、運転していた父川容疑者も67歳の高齢者です。バスに乗っていたのは、河内長野市にある私立の中高一貫校「清教学園」の生徒たち。 父川容疑者は学園の関係者ではなく、学園が委託した業者の従業員でした。学園側に運転手が雇用された経緯や勤務状況などを聞くと。 学園側 「調査中でお答えできません」 大惨事になりかねなかった今回の多重事故。警察は当時の状況や運転手の勤務状況などを詳しく調べています。