東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興支援事業向けに交付した補助金を不正流用したとして、福島県富岡町がNPO法人「元気になろう福島」(同県川内村)と代表の男=6月に詐欺容疑などで逮捕=に返還分など計約525万円を求めた訴訟の判決で、福島地裁いわき支部(鬼頭忠広裁判官)は6日、全額の支払いを命じた。 NPO法人はJR夜ノ森駅で線路脇に町のシンボルのツツジを植栽する事業を展開していた。町は法人側が事業にかかった費用の領収書を偽造するなどして補助金を使い切ったように装い、余った補助金を返還しなかったと主張。剰余金は代表個人の借金返済などに充てられたと訴えていた。