大きなジョッキを片手にウインクし、カメラに向かってピースする女。 ラーメンを食べた直後の写真では、スマホを片手に満足そうな笑みを浮かべています。 時には上唇と下唇の間から舌を出し、おどけた表情を見せていたこの女は、茨城・古河市に住むアルバイト従業員・桜井政恵容疑者(49)。 同居する女性の唇を縫い付けた傷害の疑いが持たれています。 この衝撃的な事件をめぐり、新たな事実が判明しました。 6月29日、桜井容疑者は同居していた42歳の女性の上下の唇を、糸を通した針で口を開けられないように複数回縫い付け、けがをさせたとみられています。 その翌日、女性は桜井容疑者の家から脱走。 縫われた口を隠すためか、マスクを着けて近くの店に逃げ込み、「しゃべれません。警察を呼んでください」と書かれたメモの切れ端を店員に見せました。 その後、警察に救助された女性は「桜井容疑者が怖くて、すぐに逃げられなかった」と話しているといいます。 そして8日に明らかになった新たな事実。 唇を縫うために使われ警察が押収した2本の糸は、血のせいかピンクに染まり、ほどけないように留められていたことが新たに分かりました。 また、桜井容疑者は被害女性に唇を突き出させるようにして糸を通し、縫い合わせていたことも明らかになりました。 さらに、この桜井容疑者の自宅での共同生活について新たな証言も。 桜井容疑者は、家出した人を家に住まわせて働かせているという趣旨のことを知人に話していました。 桜井容疑者の勤務先で出会ったという男性が、当時、見聞きした話を証言しました。 桜井容疑者の知人: 初めて会ったのは居酒屋のときなんで、3年くらい前ですね。交友関係は不明ですよね、どういう人と一緒にいたかっていうのは。ただ、家がない人住まわせたりとか、そういう話は聞きましたけど。面倒見てるような感じで住まわせてたのかな、お金は取ってたみたいな話は聞いた。 桜井容疑者の家に行ったことがあるという男性にも話を聞きました。 桜井容疑者の知人: 1階が容疑者、まこちゃん(桜井容疑者)でしょ。2階に住んでたのかな、どっちに住んでたんだろう。(Q.被害に遭った方ともう1人いた?)そう、もう1人いたような気がする。もう半年くらい前だけどね。(Q.年は)40代だよね。(Q.見た目は)見た目は細くて小柄で。 近所の人によりますと、桜井容疑者は2〜3年ほど前からこの家に住み始め、当初は外国人の夫と2人の子供と暮らしていたといいます。 しかし、近所の人によりますと、ある時から夫は姿を見せなくなり、現在は今回の被害者の女性と同居。 そんな時この家では、事件の直前、ある異様な光景が目撃されていました。 6月に撮られた写真に写っていたのは、桜井容疑者の家の庭で膝を抱えて座っている女性。 スニーカーを履き、Tシャツと短パン姿でうずくまっています。 また別の日にも、同じ女性とみられる人物がうずくまる様子が見られました。 撮影した人によりますと、女性は6月上旬から中旬にかけて、深夜や朝も、また雨の日でも、同じ場所でうずくまる姿を目撃したといいます。 女性は常に1人で、桜井容疑者の姿はなく、こうした光景は真冬でも見られたそうです。 この女性が被害者の女性かどうかは不明です。 この写真が撮影された直後、6月29日に事件は起きました。 警察は桜井容疑者の認否を明らかにしていません。 また、桜井容疑者の自宅には他にも同居していた人物や共犯者がいた可能性もあるとみて捜査を進めています。