特殊詐欺の受け子グループのトップとみられる住吉会系「幸平一家」幹部の男ら2人が逮捕された事件で、警視庁はきょう(15日)、「幸平一家」の事務所に家宅捜索に入りました。 この事件はおととし11月、80代の男性に対して息子を装い「カバンをなくした 今日中に現金が必要だ」などとウソの電話をかけ、現金5500万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「幸平一家」幹部の井上敦容疑者(52)と「幸平一家」傘下組織幹部の林隆司容疑者(31)が逮捕されたものです。 警視庁はきょう(15日)午前10時すぎ、東京・板橋区にある「幸平一家」の組事務所に家宅捜索に入りました。 井上容疑者は受け子グループのトップで、林容疑者が現金回収役とみられています。 井上容疑者らのグループは、1都4県に住む、70代から90代の男女28人から同様の手口であわせておよそ2億円をだまし取ったとみられ、警視庁はこれまでに受け子役など10人を逮捕しています。 都内最大の勢力を持つ「幸平一家」をめぐっては、警視庁が特殊詐欺や麻薬の密売など「トクリュウ」犯罪にも強く関与しているとみて特別対策本部を立ち上げ、摘発を強化しています。