佐賀県警人身安全・少年課と神埼署は15日、知人の10代の男性2人に暴行を加えて車内に監禁したとして、神埼市の高校生を含む16〜17歳の少年3人を逮捕監禁の疑いで逮捕した。 逮捕したのは自称派遣社員(17)、自称解体作業員(16)、佐賀県内の私立高の高校生(16)。 逮捕容疑は5日午前4時ごろから同5時15分ごろまでの間、吉野ヶ里町の公園駐車場にSNS(交流サイト)のアプリで呼び出した2人を車の後部座席に乗せ、車内外で顔や体を殴ったり蹴ったりして怖がらせ、車内から脱出できないようにした疑い。自称解体作業員は容疑を認め、自称派遣社員と高校生は「車に乗っていただけで何もしていない」などと容疑を否認している。 同課によると、2人は事件後、神埼市内の山中に置き去りにされた。当時、断続的に強い雨が降っていて、スマートフォンは取り上げられていた。同日午前7時45分ごろに市内の住民から「自宅前を男の子2人がずぶぬれで歩いて、電話を貸してくださいと言われた」と110番があった。1人は鼻骨骨折を伴う全治1カ月のけがを、もう1人も全治2週間のけがを負い、2人とも一時入院した。 県警は交友関係を巡るトラブルが背景にあったとみて調べている。他にも同世代の複数の共犯者がいるとみられ、車に乗っていた県内の男子中学生(13)に事情を聞くなどしている。(取材班)