点滴に汚物混入…病院が謝罪文 殺人容疑で元看護師逮捕「絶対に許されない行為」

千葉県柏市の「柏たなか病院」で1月、入院していた70代男性患者の点滴に汚物を混入し死亡させたとして、元看護師の古川美由紀容疑者(51)が殺人の疑いで逮捕された事件で、同院は17日までに、公式サイトに謝罪文を掲載した。 謝罪文は「当法人元職員の逮捕を受けて」とのタイトルで、病院を運営する医療法人社団葵会の名義で公開。「医療法人社団葵会の運営する柏たなか病院にて勤務していた元看護師古川美由紀容疑者が7月15日に殺人容疑にて逮捕されました」と逮捕の事実関係および病院との関係性を認めた。 同院は「このたびの事件を受け、当院の患者様及びご家族様をはじめ、当院関係者並びに平素から当院をご支援頂いている皆様に対し、多大なるご心配、ご不安、ご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪。「今回の事件は、医療機関に勤務していた職員として、また人として絶対に許されない行為であり、当院として、強く非難するとともに、標準的な医療体制を維持していたにもかかわらず、このような事態が生じたことについて、深く遺憾に思っております」と、容疑者を糾弾した。 続けて「現在も、捜査機関の捜査へ全面的に協力するとともに、事実の解明に努めています。本事件の重大性及び捜査の進捗に鑑みて、捜査機関へのご協力を最優先としておりましたため、被告者ご家族様、当院の患者様、当院関係者及び報道機関の皆様へのご報告が遅れましたことを重ねてお詫び申し上げます」と経緯を説明。「改めて、このたびの事件により傷つかれた全ての方々に深くお詫び申し上げます。当院は、地域の皆様の命と健康を守るという使命を改めて肝に銘じ、再発防止に全力で取り組んでまいります。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返した。 逮捕容疑は1月30日午前3時55分ごろ、入院していた茨城県取手市、無職の男性(当時75)に投与されていた点滴のチューブに便を混入し、翌31日午後10時半ごろ死亡させた疑い。県警の調べでは、死因は敗血症による多臓器不全だった。古川容疑者は容疑を否認している。

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