「契約書作ったが社印は押していない」仙台国際ホテルの改修装い5000万詐取疑い 逮捕された女が供述

仙台国際ホテルの改修工事を請け負っていないにもかかわらず、契約書を偽造するなどし、金融機関から5000万円をだまし取ったとして逮捕された女が、「契約書は作ったが社印は押していない」と供述していることが分かりました。 17日朝、送検されたのは、青葉区のデザイン制作会社の元代表・只埜裕子容疑者(58歳)です。 警察によりますと、只埜容疑者はおととし、仙台国際ホテルの改修工事を請け負っていないにもかかわらず、偽造した業務請負契約書を金融機関に提出し、5000万円をだまし取った疑いが持たれています。 仙台国際ホテルによりますと、只埜容疑者の会社とは、2007年ごろから複数回、改修工事などの契約をした実績がありますが、事件は架空の工事でした。 警察の調べに対し、只埜容疑者は「正当な契約だった」などと容疑を否認しているということです。 また、只埜容疑者は偽の契約書作成にあたり、仙台国際ホテルの社印も偽造したとみられていますが、その後の警察への取材で「契約書は私が作ったが、社印は自分で押していない」と話していることが分かりました。 只埜容疑者が代表を務めていたデザイン制作会社は、おととし11月に自己破産手続きを始め、負債額は3億2500万円に上っています。 ホテル側からは、只埜容疑者が関与したとみられる複数の架空契約の相談が警察に寄せられていて、警察はだまし取った金を、悪化する会社の資金繰りに充てていた可能性があるとみて、余罪についても調べを進めています。

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