17日は中村 博生(ひろお)前市長への証人喚問が行われました。中村 前市長は「特定の業者に有利な入札だったとは知らなかった」と証言しました。 八代市の庁舎建設をめぐっては、成松 由紀夫 八代市議らが便宜を図った見返りに、特定のゼネコンから現金6000万円を受け取るなどしたとして、逮捕・起訴されています。 【星野 佐和 記者】 「まもなく中村前市長への証人喚問が始まります。当時のトップは一連の問題について、どのように言及するのでしょうか」 議会の百条委員会では、当時の市長である中村 博生 前市長への証人喚問が行われました。最大の焦点は、落札した業者の選定に中村前市長が関与したかどうか。 まず、入札の評価方法を「総合評価方式」とするよう、中村前市長から電話で指示があったという職員の証言について、次のように述べました。 【中村 博生 前市長】 「記憶にはないが、だとすれば事実だと思う。総合評価方式は県も他の自治体も行っていた。何がおかしいのか。安全性や信頼性を考えると総合評価が良かった」 また、業者の評価基準案については、自社に有利になるよう業者自ら作成し、その案を成松市議が当時の副市長に渡した疑いが持たれています。 当時の副市長は7月3日、「成松市議から『市長も了承済み』と言われ、自身からも市長に了解を得たような記憶がある」と証言しましたが、これについては。 【中村 博生 前市長】 「(副市長は)『(市長が)しっかり見た』と言ったわけではないんでしょう。(私が)了承しないと進まないから」 (真実は一つしかないですよね? 副市長は『市長の了解を得た』、前市長は『知らなかった』) 「知らずに承認した。(特定の業者に)有利になっているとは知らなかった」 委員から「評価基準案の内容を協議していた議事録がある」と指摘された際には、「記憶にない」と答えました。 また、成松市議や業者から金を受け取っていないかという問いに対しては、否定しました。