新潟県上越市に住む20代男性が、警察や検察を名乗る人物から現金を指定口座に振り込むよう指示され、518万円をだまし取られる被害にあいました。警察はニセ警察詐欺事件として捜査しています。 事件は7月10日、勤務先にいた男性の携帯に、姫路警察を名乗る男から電話があり、「事件を捜査中です。逮捕した主犯格の自宅からあなた名義の銀行カードが発見された。これから姫路警察に来られますか」などと言われました。 男性が「遠いので行けない」と答えると「捜査員に代わる」と言われ、SNSのビデオ通話に切り替わり、捜査員を名乗る男が警察官の制服姿で現れ、警察手帳を見せてきたということです。 その後、「詳しい捜査をしなければならない。逮捕状と凍結差押許可状が発行されている。」などと言われ、許可状の画像がSNSで男性に送られてきました。 さらに、検察官を名乗るから「身の潔白を証明するためには資金調査の手続きが必要です。紙幣番号と識別番号を調べれば、犯人と取引があったか分かる」などと言われ、男性は言われるがまま指示された口座に現金518万を振り込みました。 その後、不審に思った男性が警察に相談したところ被害が発覚したということです。 警察は、警察官が逮捕状を郵送したり、ビデオ通話などで逮捕状を見せたり、現金を振り込むよう指示することはなく、これらはすべて詐欺だとして、すぐに電話を切るなど注意を呼びかけています。