【広島】矢野雅哉と前川誠太の自宅などが広島県警の捜索を受けたと発表 鈴木球団本部長「一連の流れの捜索だと…」 今年1月に羽月隆太郎氏が「ゾンビたばこ」の使用疑いで逮捕→契約解除

広島は30日、広島県警本部が矢野雅哉内野手(27)と前川誠太内野手(23)の居宅等を捜索したことを発表し、前川の出場選手登録を抹消した。矢野は一部報道で通称「ゾンビたばこ」の売人として、6月1日に逮捕された会社役員と密室にいた写真が掲載され、17日に登録抹消。ファーム施設で自主練習中で、前川にも同様の措置が取られる。 マツダスタジアム内で取材に応じた松田元オーナー(75)は「(ファンに)非常に申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。「一生懸命やっている選手のことを考えたら、つらい」と目に涙を浮かべた。選手の自宅や球団寮が捜索され、鈴木清明球団本部長(72)も「令状を見たわけではないが、一連の流れの捜索だと思っている」と説明した。 前川は育成出身の5年目で、今季は主に代打で25試合に出場。打率9分5厘、2打点の成績だった。前日29日まで1軍の全体練習に参加していたが、この日は姿がなかった。新井貴浩監督(49)は「このような形で皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ないです」と視線を落とした。 広島では所属選手だった羽月隆太郎氏(26)が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして、医薬品医療機器法違反で1月に逮捕。球団は2月に羽月氏との契約を解除していた。羽月氏は5月15日の初公判で「周囲に吸っているカープ選手もいた」と証言。同月末のSNS配信で「私を含め6人が同じ人物から購入した」と明かしていた。球団は今後も警察の捜査には全面的に協力するとともに、調査を継続する。 ◆広島をめぐる「ゾンビたばこ」問題のこれまで ▽2025年12月16日 羽月氏が110番通報を受けた広島県警から任意同行を求められ、尿検査でエトミデートの陽性反応。 ▽2026年1月27日 羽月氏が医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕。 ▽28日 球団が羽月氏の「野球活動停止」の処分を決定。 ▽2月24日 球団が羽月氏の「契約解除」の処分を決定。 ▽5月15日 羽月氏が医薬品医療機器法違反の罪で拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を受ける。球団内の他選手も使用していたことをほのめかす。球団は育成を含めた全選手を対象に再調査する方針を明かす。 ▽28日 羽月氏が動画視聴アプリ「TikTok」の生配信で他5人がエトミデートを使用していたことを明かす。 ▽7月13日 一部週刊誌がゾンビたばこの売人と、広島カープの複数選手との関係を報じる記事を掲載。

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