40代女性1360万円失う…「+18」から始まる国際電話に出ると警察官かたる男が「あなたも指名手配されている」 「指定した口座にお金を振り込む必要」 LINEで警察手帳見せられ現金振り込むも 返金されず詐欺被害に気づく

警察は、青森県内に住む40代女性が警察をかたる男に、現金1360万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。 ■スマホに「+18」から始まる国際電話…出ると警察官かたる男が「あなたも指名手配されている」 鯵ヶ沢警察署によりますと、今年7月14日に県内に住む40代女性のスマホに「+18」から始まる国際電話番号から電話がありました。 女性が電話に出ると、警視庁の警察官をかたる男から 「特殊詐欺の犯人があなたの楽天銀行の口座を使って犯罪を行っていた」 「あなたも指名手配されているので、福井県警に出頭するように」などと言われ、女性が行くことができないと話すと、福井県警の哀川ヤマトと名乗る男に電話が転送されました。 ■LINEで警察手帳見せられ、「口座に入っているお金を調査する必要がある」 すると、哀川からはLINEのビデオ通話で話を聞くと言われ、教えられたLINEアカウントとビデオ通話したところ、男から警察手帳を見せられた上、 「あなたが犯罪に関与していないか確認するため、口座に入っているお金を調査する必要がある」 「優先的にあなたのお金を調べるので、指定した口座にお金を振り込んでほしい」などと言われました。 ■検事名乗る男も登場… 女性は指定された口座に1360万円振り込む 哀川のほかにも、検事のヨコヤマと名乗る男からも同様の話をされたため、女性は7月21日及び7月27日に5回にわたって県内金融機関の窓口等から、指定されたネット銀行等の個人名義口座に現金計1360万円を振り込みました。 ■振込後、連絡待つも返金されず… その後、哀川から7月28日に連絡すると言われ、女性は連絡を待っていたが、相手から連絡もなく返金もされないため、詐欺被害に気がついたということです。 警察は、警察官がSNSやビデオ通話を使用した事情聴取や、逮捕状・警察手帳の提示をしたり、現金や金品等を要求したりすることは絶対にないとして、急に電話があった後に現金を要求された場合は事前に家族や知人、最寄りの警察署などに相談して絶対に1人で対応しないようよびかけています。 また、電話を利用した特殊詐欺被害の予防には、警察庁が推奨する詐欺対策アプリが有効だとして、積極的な導入を呼びかけています。

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