海外のオンラインカジノでの賭け金を架空法人の口座などに隠したとして決済代行グループの男女7人が再逮捕されました。賭け金を隠したとみられる口座は、実在の宗教法人のものも含まれているということです。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、決済代行を行うTENMEIグループの幹部、鈴木雄太容疑者ら男女7人です。 捜査関係者によりますと、鈴木容疑者らは去年1月から4月にかけて、海外のオンラインカジノでの賭け金、延べ5187人分、1億1473万6641円を架空法人の口座などに隠した疑いがもたれています。 鈴木容疑者らは客の賭け金や払い戻しなど決済代行を行うグループで、2019年からおよそ3400億円の決済代行を行い、1パーセントから3パーセントを収益として得ていたとみられています。 グループは発覚を免れるため、客に架空法人などの口座に賭け金を入金させたうえでオンラインカジノサイトと提携した海外拠点に送金するなどして、決済代行を行っていたということです。 賭け金が入金されていたとみられる架空法人の口座については、SNSで「簡単にできる仕事」などと副業の募集を行い、応募した人の口座が転用されていたとみられます。 架空法人のほか、実在する法人の口座が使われているケースもあり、中には、宗教法人の口座もあったということです。 鈴木容疑者ら7人は去年、海外のオンラインカジノで客6人に常習的に賭博をさせたとして先月、すでに逮捕されていました。 警察は7人の認否を明らかにしていませんが、海外にグループのトップがいるとみて捜査しています。