勝手に着付け直す「着物警察」被害相次ぐ…善意でも“犯罪”が複数成立し得るワケ【弁護士解説】

「浴衣に足袋は愚の骨頂!」——。駅の雑踏で、着物姿のAさんは背後から突然そう言い放たれた。振り返っても、声の主は見当たらない。 SNSには、Aさんのように、見ず知らずの他人からいきなり着方を非難されたり、断りなく帯や襟に触れられて“直され”たりしたという投稿が後を絶たない。 信号待ちで背後から帯を引かれた、素材を確かめようと勝手に手を伸ばされた——。本人は親切なつもりかもしれない。 だがこうした着付けに物言いをつける“着物警察”による、見知らぬ他人の衣服にいきなり手をかける行為は、法的にどう評価されるのか。刑事事件に詳しい雨宮知希弁護士に聞いた。

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