時計店でネットバンク振込「予約」画面見せ入金を誤信させる→660万円の外国製高級時計だまし取った疑い 29歳無職男を再逮捕

去年11月、福岡市中央区の時計店で従業員にインターネットバンキングの振込「予約」画面を見せることにより現金が入金されると誤信させ、約660万円の外国製高級腕時計をだまし取ったとして29歳の無職の男が再逮捕されました。 男は、同じ店から同様の手口で腕時計をだまし取った疑いでこれまで2度逮捕されていて被害は腕時計4点(販売価格計1100万円余)に上るということです。 詐欺(買い受け)の疑いで再逮捕されたのは福岡市東区原田に住む無職・松本慎太郎容疑者(29)です。 松本容疑者は去年11月15日、福岡市中央区の時計店で代金を支払う意思も能力もないにもかかわらず、女性従業員2人にスマートフォンでインターネットバンキングの振込「予約」画面を見せて現金が入金されると誤信させ、外国製高級腕時計1点(販売価格658万3500円)をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと松本容疑者は実際に振込「予約」をしていたものの口座の残高が不足していたため振込「予約」は自動でキャンセルされたということです。 松本容疑者は同じ店から同様の手口で去年11月12日に腕時計2点(販売価格計58万9,050円)、去年11月18日に腕時計1点(販売価格397万1,550円)をだまし取ったとしてこれまで2度逮捕されていて、今回が3度目の逮捕になります。 取り調べに対し松本容疑者は「現金化して遊ぶ金を作った」などと容疑を認めたうえで「ほかにも複数やった」と話しているということです。 警察は、松本容疑者が関与したとみられる余罪についても捜査をすすめています。

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