「交際トラブルあった」逮捕の男供述 愛知・一宮死体遺棄事件

愛知県一宮市内の路上に停車していた乗用車から遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された男が「交際をめぐるトラブルがあった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。遺体は岐阜県の19歳の女性の可能性があるといい、愛知県警が身元の確認を進めている。 捜査関係者によると、車内に遺体を放置した疑いで逮捕された無職藤井貴也容疑者(24)=同県豊田市=と、岐阜県の女性は交際したり別れたりを繰り返しており、昨年には交際をめぐり、女性側から複数回、岐阜県警に相談があったという。 16日に見つかった遺体は藤井容疑者の親族名義の乗用車のトランクに入っていた。乗用車は藤井容疑者がかつて住んでいた住居の付近にあり、女性も当時の容疑者宅に出入りしていたとみられる。 藤井容疑者は遺体に関し「昨年の夏ごろ首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしており、愛知県警は殺人容疑も視野に捜査している。(野口駿、高橋俊成)

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