大商大野球部の冨山監督を逮捕 車検が切れた軽トラックを知人に運転させた疑い

大阪府警高槻署は22日、道路運送車両法違反の疑いで関西六大学野球連盟の大商大で監督を務める冨山陽一容疑者(60)を逮捕したと発表した。車検が切れた軽トラックを知人に運転させた疑いがあり、調べに対して容疑を認めている。 同署によると、21日に高槻市内の車検場の職員から、別車両のナンバープレートが付いた軽トラックが持ち込まれたとの通報があった。運転者である知人は車検切れなどの事情を知らされず、同容疑者から運転を指示されたとみられる。 同容疑者は09年11月に同大学監督に就任。関西六大学連盟で現在リーグ6連覇中の強豪に鍛え、13、22年の明治神宮大会では4強入りを果たした。また、阪神・伊原や西武・上田ら数多くの選手をNPBに輩出してきた。 大学側は「事実確認をした上で対応したい」とコメント。同容疑者の処分などは未定で、現在単独首位に立つ春季リーグ戦については、監督代行を立てて戦う可能性を示した。

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