21日午前、静岡・清水町の車道で目撃されたのは、思わず目を疑ってしまう摩訶不思議な光景。 自転車に乗った男がフラフラと縦横無尽に我が物顔で車道のド真ん中を走っていたのです。 被害に遭った運転手は「対向車線の車も変な顔をしていた。スピードはみんな落としてました」と話します。 挙げ句の果てには、対向車線にはみ出す勢いで蛇行運転を繰り返す始末。 被害に遭った運転手は「車道のちょうど真ん中なので、追い越すこともできず…」と当時の様子を語ります。 迷惑運転はこれだけかと思いきや、交差点にさしかかった次の瞬間、前方の信号が青にもかかわらず急停止。 撮影者はブレーキを踏み、なんとか追突は免れましたが、「抜こうかなとも思ったんですけど、刺激をしない方がいいかなという感じ。待っていました、（信号は）青でしたけど…」と話しました。 そして止まること約3分、ようやく走り出すも再びフラフラ。 この男、あまりに危険です。 被害に遭った運転手は「わざとやっている感じがしました。ニヤニヤはしてないけど、振り向いたことはありました」と話します。 一体なぜ、このような危険な行動をしたのでしょうか。 被害に遭った運転手は「怒りというよりは、命知らず（という印象）ですね」といいます。 警察は23日朝、後続の車の通行を妨害した疑いで、清水町内に住む職業不詳の大楠誠容疑者（65）を逮捕。 調べに対し、大楠容疑者は容疑を認めていて、警察は動機を調べています。 被害に遭った運転手は「人に迷惑かけないように。私も迷惑でしたけど、事故にならなくてよかった。他の車も」と話しています。