佐賀県武雄市にあるスーパーマーケットのセルフレジで9円の駄菓子のバーコードをかざしてウイスキーを買おうとしたとして、自称会社員の男が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで23日逮捕されたのは、佐賀県大町町大町の自称会社員・大串謙二(おおぐし・けんじ)容疑者(59)です。 大串容疑者は23日午後9時半ごろ、武雄市にあるスーパーのセルフレジで1900円のウイスキーを購入する際、9円の駄菓子のバーコードをかざして1891円分の不法な利益を得た疑いが持たれています。 警察によりますと、大串容疑者が切り取られたバーコードで精算するのをスーパーの従業員が確認。 大串容疑者が店の外に出たところで110番通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕したということです。 警察の取り調べに対して大串容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。