玄米が入った袋132個(約255万8千円相当)を盗んだなどとして、奈良県警奈良署は1日、窃盗と建造物侵入の疑いで、奈良市高畑町の無職、米山裕貴容疑者(30)を逮捕した。同署によると、容疑を認め、「生活費にあてるために盗み、転売した」と供述しているという。 逮捕容疑は昨年9月9日午後7時ごろから今年2月14日午前11時ごろまでの間、複数回にわたり、農産物を販売する社団法人の奈良市内の倉庫に侵入し、玄米が入った袋計132個を盗んだとしている。 同署によると、米山容疑者は当時、社団法人に派遣されていた会社員で、この会社が倉庫の鍵を管理していたという。袋は最大で30キロ入る大きさだった。