出張の宿泊費など負担させたか…名古屋市の観光事業巡る贈収賄事件 逮捕の元担当課長が勤務していた部署に家宅捜索

名古屋市の観光プロモーションを巡る贈収賄事件で、逮捕された市の元担当課長が、業者に出張の宿泊費や飲食代を負担させていたとみられることがわかりました。 警察は5月9日午前9時すぎから、逮捕された大塚勝樹容疑者(62)が勤めていた名古屋市役所の観光交流部の家宅捜索を行い、観光プロモーションで便宜を図ったとみられる業者への発注に関わる資料などを押収したとみられます。 大塚容疑者はおよそ43万円分の賄賂を受け取った疑いがもたれていますが、賄賂の多くは国内各地への出張の際の宿泊費や飲食代とみられることが新たにわかりました。 警察は9日朝、大塚容疑者とともに収賄の疑いで逮捕された広告会社の取締役・桑原清美容疑者(54)の身柄を検察庁に送り、裏付けを進めています。

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