追突事故→“無免許”発覚を恐れ逃走か、32歳男を逮捕…運転免許を失効中、警察は防犯カメラ映像で走り去る車を特定【高知】

高知県高知市の国道で、無免許で車を運転中に人身事故を起こし、男性2人にけがをさせたにもかかわらず逃走した疑いで、32歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、佐川町甲の飲食店店長、谷脇一矢(たにわき・かずや)容疑者(32)です。高知警察署の調べによりますと、谷脇容疑者は7日午前7時50分ごろ、高知市本町5丁目の国道33号で、無免許で軽乗用車を運転中、停止していたライトバンに追突し、乗っていた男性2人にけがをさせたにもかかわらず、救護などをせずに逃走した疑いがもたれています。 当時、谷脇容疑者は運転免許証が取り消されて「失効中」の状態で、「無免許運転」でした。事故当時は朝の通勤時間帯で、追突されたライトバンは渋滞で停止していたということです。ライトバンに乗っていた男性2人は、それぞれ、首の打撲とむち打ちなどのけがをしましたが、命に別状はないということです。 現場は、高知市中心部の、路面電車と国道が並走している片側2車線の道路で、近くには高知県庁や高知市役所などがあります。 事故の後、警察は、けがをした男性からの「追突事故にあいました、相手は逃走しています」という通報で現場に駆けつけ、捜査を開始。現場付近の防犯カメラ映像などから、西へ走り去る谷脇容疑者の車を特定し、その後、佐川町内で前方がへこんだ谷脇容疑者の車を発見したということです。 警察の調べに対し、谷脇容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、警察は、谷脇容疑者が無免許運転の発覚を恐れて逃走した可能性も視野に、動機などを調べています。

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