逮捕の中3、現金取らず 「少年院、人殺せば確実」

千葉市若葉区の路上で近くの高橋八生さん(84)が殺害された事件で、現金1万円程度を高橋さんが所持したままだったことが15日、捜査関係者への取材で分かった。殺人容疑で逮捕された中学3年の少年(15)が「長く少年院にいるために、刃物で人を殺した方が確実だと思った」という趣旨の供述をしているといい、千葉県警は殺人自体が目的だったとみて調べている。 捜査関係者によると、高橋さんは夕方自宅を出て現場付近を歩いていた。現金の他に、身分を示すような物は持っていなかったという。 事件は11日午後5時過ぎに発生。少年は路上で高橋さんの背中を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。

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