うその預託取引を持ちかけて、およそ1億5000万円をだましとったとして、2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都足立区の訪問販売会社元常務、小池勝容疑者ら2人です。 警察によりますと2人は、カード型USBなどを購入すれば、第三者にレンタルすることで収入と配当が得られるなどとウソを言って、被害者2人から合わせて1億5000万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。 警察は、2人の認否について明らかにしていません。 2人が関係していた訪問販売会社の「VISION(ビジョン)」や「WILL(ウィル)」などは、およそ2万人から、1800億円を集めていたとみられ、詐欺の疑いでこれまでに5人が逮捕されています。 このうち、実質的な経営者とされる中井良昇容疑者は、別の被害者3人からあわせて1億2500万円あまりをだましとったとして、14日再逮捕されました。 警察は、ほかにも事件に関わった人物がいるとして、調べを続けています。