業務委託を受けて管理していた会社の預金口座から現金計約8千万円を横領したとして、警視庁戸塚署は業務上横領の疑いで、千葉県浦安市の職業不詳、田村祐樹容疑者(42)を逮捕した。「お金がなかったので横領し、私利私欲のために使ってしまった」と容疑を認めている。 同署によると、田村容疑者は大阪市内の美容機器メーカーから業務委託を受けて同社の預金口座を管理していたが、この口座から自身の口座に振り込み送金などを繰り返していたという。被害に気付いた同社が業務委託を解除するまで、横領を続けていたとみられる。 逮捕容疑は令和3年1~8月ごろの間、管理していた会社の口座から80回以上にわたって自身の口座に現金を振り込むなどし、計約8千万円を着服して横領したとしている。