北九州市の資材置き場に父親の遺体を遺棄したとして、会社の社長を引き継いだ長男が逮捕された事件。長男は逮捕直前まで行きつけの店に顔を出していました。 先月18日、北九州市小倉南区の資材置き場に父親の龍一さん(87)の遺体を遺棄した疑いで、長男で土木建設会社社長の華山龍馬容疑者(46)が逮捕され、22日送検されました。 捜査関係者によりますと、2人の間で会社経営や金銭をめぐるトラブルがあったとみられています。 龍一さんは、遺体で発見される前日から行方不明となっていましたが、龍馬容疑者は逮捕直前まで行きつけの飲食店に顔を出していました。 華山容疑者が通っていた飲食店の従業員「すごく優しい方」「悩みとかは全然聞いてはいませんが、涙ぐんでいる時もありました」Q龍一さんの行方不明をうけて?「そうですね」 龍一さんは、土の中から複数のシートの様なものに包まれた状態で見つかっていて、司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息とみられています。 警察は龍一さんは何らかの方法で首を締められ、その後、車で遺棄現場まで運ばれたとみて、殺人の疑いも視野に捜査を進めています。