3月から5月20日までの間、別居する70代の妻に対し、裁判所の命令に従わずメールを何度も送ったとして22日、84歳の男が逮捕されました。 ＤＶ防止法違反の疑いで逮捕されたのは、千歳市の84歳の無職の男です。 男は、3月にＤＶ防止法に基づいて裁判所から、別居する70代の妻に対しつきまといなどの一定の行為を禁止する保護命令を受けていたにもかかわらず、3月30日から5月20日までの間、妻に対しメールを100数十回送信した疑いが持たれています。 警察はメールの詳しい内容を明らかにしていませんが、妻から相談を受けた警察が裏づけ捜査を進め、容疑が固まったとして22日、男を逮捕しました。 取り調べに対し、84歳の無職の男は「やったことは間違いない」と容疑を認め、「妻に早く帰ってきてほしいと思った」などと供述しているということです。 警察は、詳しい経緯を調べています。