大町市職員による入札妨害事件 市の調査に対し「担当課長から情報を聞き業者に伝えた」 職員の男を送検

大町市の職員が入札の情報を漏らしたとして逮捕された事件で、職員は市の調査に対し工事発注の担当課長から情報を聞き、業者に伝えたと話していて警察が経緯などを調べています。 公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された大町市常盤に住む市の職員・牛越秀仁容疑者57歳は、23日身柄を検察庁に送られました。 調べによりますと、牛越容疑者は、市立図書館の照明をLED化する工事の入札で、去年12月、電気設備会社・信光実業大町支店の担当者に、設計額に近い金額を教え落札させた疑いが持たれています。 牛越容疑者は、工事を発注する担当部署にはいませんでしたが、市の調査に対して、当時の課長から話を聞いて業者側に情報を伝えたことを認め、「軽率だった」と話していたということです。 警察は、経緯や動機などを調べています。

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