民泊拠点にうその電話容疑 特殊詐欺の「かけ子」3人逮捕 警視庁

民泊施設の拠点を転々としながら特殊詐欺の電話をかけたとして、警視庁捜査2課は23日までに、詐欺の疑いで、いずれも住居不定の職業不詳石島魁人(25)、同青木勇太(28)、無職山本裕也(31)各容疑者を逮捕した。 同課は認否を明らかにしていない。 同課によると、石島容疑者らのグループは、少なくとも7都府県14カ所の民泊施設を転々としながら、うその電話をかけていた。1週間ごとに拠点を変えるなどしており、同課は追跡を逃れる目的だったとみて調べる。 石島容疑者らは「かけ子」で、滞在していた千葉県の民泊施設からは、スマートフォン15台以上が押収された。 逮捕容疑は4月上旬ごろ、息子などに成り済まし、静岡県の80代女性に「会社の金をなくした。現金が必要」などと電話をかけ、現金110万円をだまし取った疑い。 同課によると、うその電話には、米国やカナダの国際番号が表示されていた。

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