青森県平川市の自宅で2024年1月、中学生の娘の背中などを包丁で2回刺してけがをさせたとして母親が逮捕された事件で、娘は事件後に「母から叱られたときに刺された」旨の話をしていたことが分かりました。 逮捕された平川市の飲食店従業員・桑田飛鳥 容疑者(33)は、2024年1月、市内の自宅で中学生の娘の背中などを包丁で2回刺し、大けがをさせた疑いが持たれています。 警察によりますと、娘は事件後の聞き取りで「母から叱られたときに刺された」旨の話をしていたということです。 娘は事件から7か月後に別の事案で児相相談所を訪れ、職員が警察に通報したことで事件が発覚しました。 桑田容疑者は、警察の調べに対して事件発生当時と同様に「誤って刺さった」と話し、容疑を否認しています。 娘には、日常的に虐待を受けていたとみられるけがはなかったということです。 警察は、23日午後に桑田容疑者の身柄を青森地検へ送リ、事件の経緯をさらに詳しく調べます。