ミャンマーを拠点にした特殊詐欺事件で、16歳の少年がいわゆる「かけ子」として詐欺に加担していた疑いで逮捕されました。 名古屋市に住む高校生の少年は今年1月、警察官などになりすまし、ミャンマーの拠点から三重県鈴鹿市の男性に電話で「あなたの口座が犯罪に利用されている」などと嘘を言って現金990万円をだまし取った疑いが持たれています。 少年は2月、ミャンマーとタイの国境付近で当局に保護され、帰国後に任意の取り調べが行われていましたが、今月19日に連絡が取れなくなっていました。 警察は少年の認否を明らかにしていません。 ミャンマーを拠点とする詐欺事件では、すでに男2人が逮捕・起訴されていています。 警察は少年と2人が共謀していたとみて調べています。