山形県内の少女が連れ去られ、その後、遺体で見つかった事件。 少女の自殺を手伝ったとして再逮捕された男の身柄が山形地検に送られました。 福島市の無職 岸波弘樹容疑者（36）は、2024年9月上旬、上山市の山中で、自殺の意思を持った県内に住む10代の少女に対し、テントや練炭を準備するなどし、自殺を手助けした疑いが持たれています。 少女は2024年9月23日、上山市の山間部の空き家に設置されていたテントから遺体で見つかり、使用済みの練炭も見つかっています。 警察によりますと岸波容疑者はSNSのやりとりの中で少女の自殺の意思を知ったということです。 警察は捜査に支障が出るとして、岸波容疑者の認否を明らかにしていません。 また6月3日付で処分保留となった「未成年者誘拐容疑」について、岸波容疑者は「身に覚えがある」と供述していて、警察は犯行の動機や余罪などについて調べを進める方針です。